先週の三連休は、イベントづくしの三日間でした。
まずは21日(土)の、ベジしょくどうによる「革命後のキッチンから」。
白和えも、お好きなハーブ入れ放題の、枇杷茶もおいしかった!
カップル、家族、おひとりさま、友達同士、
いろんなひとたちがやってきて、
みんなでテーブルを囲み、
ほっとする時間をすごしていきました。
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のびるの白和え、河原で拾ったくるみ添え、うさぎのよもぎクラッカーbyぐら
今日ヨコハマ映像祭「いるといらとその仲間たち」の展示ブースにて
みんなに配りました。
これを食べた人は何を感じてくれたでしょうか。
やたら感動してくれたひと、
普段食べてるものとぜんぜん違う感じがするといっていたひと。
なんとなく興味をもってくれた感じのひと。
たべものを通して、会話が生まれるのがすきです。
ベジしょくどうblog「革命後のキッチンからこんにちは」より
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22日(日)は、アクティヴィズム3.0シンポジウム 「〈ストリートの思想〉以降」。
「ストリートの思想」の著者・毛利嘉孝氏と、カルチャージャマー集団RLLをゲストにお迎えしました。
シンポジウムは、真っ赤なメガホンのサイレンが鳴り響くという
物騒な始まりかた。
普通じゃなかったのは始まりかただけではありません。
ストリートのことを、ストリートで語るわけですから、
机と椅子なんかありません。
会場の真ん中に積まれた段ボールを各自持っていって
分け合いながら、車座になって座ります。
マイクも、もちろんありません。
話すときは、拡声器!
その光景は、外からみれば、道路を占拠してるように見え、
集まっている人たちは、まるで自分が「自分たちの路上を取り戻す(リクレイム・ザ・ストリート)」疑似体験してるように感じます。
司会進行役の「いる」は、「ぼくらは、のねずみなので難しい話は苦手です。
今日はみなさん、こどもにもわかるように話してください。」
とはじめにいいました。
なので、毛利さんも、RLLも、いらやだだっこもに、そんなふうに話をしました。(すべてのシンポジウムが、こうだといいなぁ〜)
毛利さんの、自動車を所有することで「奪われるもの」
「断絶してしまうもの」の話はとても興味深かったです。
RLLのハーポ部長の「資本主義をオモチャにする」という
言葉もわくわくしました。
「いる」は時折、お客さんの誰かが発言しないと話を進めないという、
のねずみ的進行をしつつ、次第に、話す側と聞く側に分かれることなく、
自分の思ったことを話す場になっていきました。
終盤、今やすべての人が警察官や裁判官にさせられる時代だと
毛利さんは言いました。
人々を孤立させ、他人を信じられなくさせることが、
だれの安心と安全をつくるんだろうか?
最後の質疑応答で出てきた「アナ・エコ問題」も、かなり興味深いものでした。
アナとはアナーキスト、エコはエコロジストのことです。
両方とも、同じような問題に反対しているはずなのに、
どうもお互いの行動はバラバラでつながっていないのは
なぜだろう、ということ。
パンクとフォークは相容れない、みたいな感じなんでしょうか。
「いら」が言うには、海外ではこういう棲み分けは無く、
日本が特殊のようでした。
うーん、うまくつながっていけばいいなぁ。
このへんは、もっと考えていきたいことですね。
あと、いるいらなかま特製の「はじめての美術批評ゲーム」を
みんなでやってみました。
目の前で自分たちの展示が批評されていくのは
面白かった!
(レポ:NEO DADAKKO)
そして昨日の23日は、いちむらみさこさんと小川テツオさんがやってきて、
エノアールカフェ、その後に、ナイキ反対みこしでの練り歩きが
行われました。
その模様はこちら、A3TVで。
▼「A3TV」#002:インディメディア・ジャパン緊急報道番組
さて、今週末は、怒濤の三日間連続イベントです。
2009年11月27日(金) 17:00-18:30
「いるといらのBND(バイ・ナッシング・デー)前夜祭」
2009年11月28日(土) 午前10時集合(時間厳守!)
「ご近所映画クラブ」特別編
映画をつくるぞ!100人集まれ!(ゴンドリーさん、ごめんなさい。)
2009年11月28日(土)16:00-18:30
「ホー娘。のワークショップ ゴミ会」
2009年11月29日(日) 15:30-18:30
「いるといらのADG(アナキースト・ドラム・ギャザリング)」
そのあと、このストリートは、消えてなくなります。
さあ、次はどこにつくろうか?