ごあいさつ

アクティヴィズム3.0 (仮称)
リーマン・ショック以後の世界の「新しい反資本主義の表現者」たち

ごあいさつ (ver.2.1.6)

本日は、ご来場いただき、まことにありがとうございます。

本展では、世界中の(そして日本の)さまざまなメディアを使った新しい社会運動(=アクティヴィズム)の「現在」と「未来」を、みなさまにご紹介いたします。

マスメディアが発信する情報を受動的に受けとめるだけでなく、社会に対する自分たちの考えやメッセージを、ときにダイレクトに、ときに人をおどろかせるようなやり方で伝えていくアクティヴィズムの活動は、それ自体、とてもクリエイティヴな表現活動です。

映像はもちろんのこと、音楽、グラフィティ、手芸、ブログ、自転車、デモ、料理、ジン、園芸、フライヤー、裁縫、DIYワークショップ、買物、キャ ンプ、電子工作、パフォーマンス、出版など、ジャンルを超えた、さまざまなメディアを組みあわせた多様な表現がおこなわれています。そこではアートも例外 ではありません。アクティヴィズムにとって、アートとその展示方法は、数多くあるメディアのうちのひとつなのです。

わたしたちは、この状況に「メディアする身体」を見いだします。例えば、「映像メディア」を考えるとき、映像だけでなく、「あらゆるものがメディア である」ととらえることなしに、新しいイメージをつくりだすことはできません。自らメディアを手に表現するときに、自然と身についてくる読み書き能力(メ ディア・リテラシー)こそが、いまわたしたちに必要なものではないでしょうか。

本展では、こうしたアクティヴィズムとメディアの「現在」を、みなさまにご紹介すると同時に、ここで仮に「アクティヴィズム3.0」と名づけることにした、その「未来」も先取りして展示いたします。

資本主義が優先される現代の世界とは別の、「もうひとつの可能な世界」を目指すアクティヴィストとアーティストが手をむすび、創造性を分かちあう状 況が「アクティヴィズム2.0」であったとするなら、「アクティヴィズム3.0」(仮称)は、アクティヴィストでもアーティストでもない人たち(特にこど もたち)が主役となって、創造性を分かちあってゆくものとなるでしょう。そこではアーティストとそうでない人たち、アクティヴィストとそうでない人たち、 という区別自体がなくなり、「誰もがアーティストであると同時にアクティヴィストでもある」という状況がうまれるでしょう。いや、もうすでにそうなって る、と考えるのが「アクティヴィズム3.0」(仮称)なのです。

この展示が、アーティストであり、アクティヴィストであり、同時にまたそれ以外の何かでもあるような、自分のものは自分でつくり、人とそれを分け合う「人間になる」、そのきっかけのひとつになれば幸いです。

では、「あらゆるものがアートであり、アクティヴィズムであり、メディアである現在と未来の世界」をご覧ください。

LET’S BE HUMANBEINGS. 人間らしく生きよう。

remo +いるといらとそのなかまたち

【名称】 「アクティヴィズム3.0(仮称)/リーマンショック以後の世界の
新しい反資本主義の表現者たち」(略称=A3展) in ヨコハマ国際映像まつり2009」
【テーマ】 「LETS BE HUMANBEINGS /人間らしく生きよう」
【日 時】 2009年10月31日(土)~11月29日(日)11:00-19:00
【場 所】 「新港ピア LAB SPACE」(神奈川県横浜市中区新港2の5)
【主 催】 remo + いるといらとそのなかまたち

[公式ブログ] https://activism3cream.wordpress.com/

[参考] 「ヨコハマ国際映像まつり2009」入場料金
一般 (前売)1,000円 /(当日) 1,300円
大学生・専門学校生 (前売)800円 /(当日)1,000円
高校生 (前売)300円 /(当日)500円
パスポート 2,500円

[おまけ] 会場までの行き方
みなとみらい線「馬車道」駅の「6番出口(赤レンガ方面)」から外に出ます。
コンビニエンス・ストアの横に出ますので、そこから海の方に向かってまっすぐ歩き、橋を渡ります。左手にショッピング・モールが見えるころ、「サークルウォーク」という円形の歩道橋につきあたります。
めんどくさいけど、がんばって、階段をのぼり、歩道橋を渡ります。
降りたところで、目の前に「CREAM」の四角い赤のマークが見える倉庫みたいな建物があります。それが「新港ピア」です。
第4室が「LAB SPACE」で、「A3展」は入ってすぐの左側にあります。

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